今回は、第2部の労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)。時間にして約1時間半。以下の目次に沿って読み進めていく。これまで同様細かなことを書くと膨大な量となるので、「なるほど!」と思った気付きや、講座ならではの視点の一部をピックアップしていけたらと思う。
第2部 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)
目次
I 衛生管理体制
1労働衛生の3管理
II 作業環境要素
1 温熱条件
2 採光・照明
III
1 食中毒
2 脳・心臓疾患
Ⅳ 作業環境管理
1 換気
2 VDT作業
3 VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン
4 受動喫煙対策
5 労働者の心の健康の保持増進のための指針
6 職場における腰痛予防対策指針
7 事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針
Ⅴ 健康管理及び保持増進対策
1 健康管理活動
2 医学的検査
3 健康測定
4 健康指導
Ⅵ 労働衛生管理統計
1 労働衛生管理統計
2 統計学の基礎的用語
Ⅶ 労働衛生教育
1 OJTとOFF-JT
Ⅷ 救急処置
1 心肺蘇生
2 外傷
3 窒息
4 骨折
5 救命用具
6 火傷
作業環境要素の中の温熱条件から
まずは、作業環境要素の中の温熱条件のところ。温熱環境を測定する機器について名前が記載してある。アスマン痛風乾湿計?アウグスト乾湿計?これは人の名前ですか?!出来たら覚えたくない…。あっ、先生が「参考程度でいい」と言ってくれている。ということはほとんど出ないんだな。良かった!
温熱については、これまで聞いたことのない言葉も多く、また数字も覚えるところがちょこちょこある。WBGT算出式というものは、簡単に言うと熱中症のリスクを測るものらしい。
【WBGT算出式】
●屋外の場合→(0.7×湿球温度)+(0.2×黒球温度)+(0.1×乾球温度)
●屋内の場合→(0.7×湿球温度)+(0.3×黒球温度)
小数点と湿・黒・乾が入り混じり、覚えにくいし、すぐ忘れそう…。あっ、でも語呂合わせが載っている…。小数点の数字が左上(屋外の場合)から、「なにぃー(7 2 1)!七味か(7 3)!」と。ヤバい、これは一瞬で覚えたし、絶対忘れない!これは語呂合わせの名作だわ。
職業性疾病
職業性疾病のところでは、まず食中毒。でも、何で職業性なのかな?医療機関のノロウィルスなら分かるが、フグとかは職業性じゃない気がする。なになに…腸炎ビブリオは魚介類が原因となるが、イメージとしては、ビ「ブリ」オだから、魚…笑。第2部では語呂合わせがの名作が続くな。
脳疾患のところでは、脳血栓症と脳塞栓症との違いが大切って?なるほど、脳血栓症は脳で血栓ができて、脳塞栓症は脳以外で血栓が出来るのか。どう覚えようか…よし、脳塞栓症は脳「足」栓症で覚えよう。足は脳ではないから、迷わず区別ができるはず。自分でも語呂合わせを開発してしまった笑
心臓疾患
心臓疾患のところでは、狭心症と心筋梗塞の違いが大事とのこと。これは、知ってる。確か狭心症は一時的な血流の遮断で、心筋梗塞は完全に詰まってしまうんだよな。うん、説明を見てもイメージは合っている。「可逆的」「不可逆的」という言葉は普通に生活してると使わない言葉だ。
可逆というのが「元に戻る」ということらしいので、心筋梗塞の不可逆性というのは、もう元には戻らないということになるんだな。先生は、可逆について「水⇄氷」、不可逆については「生卵→ゆで卵」で説明していた。なるほど、その通りだな。
必要換気量
次の作業環境管理のところでは、必要換気量の計算が出てきた。
必要換気量(㎥/h)=在籍者全員が1時間に排出するCO2量(m3/h)÷(室内CO2基準濃度−外気のCO2濃度)
なになに、CO2濃度が「%」の場合は1/100倍、「ppm」と場合は1/1,000,000倍するって?!なにそれ…。例題を見ると、そこまで難しくはないが式が長かったり、数字が多いと拒否反応が出る。でも、重要なところらしいので覚えることにしよう。
血液検査のコレステロール
血液検査のコレステロールのところでは、とても良い情報があった。毎年健康診断の結果が返ってきた時、「HDLコレステロールとLDLコレステロールのどっちが善玉だったかな」となり、スマホで調べている。先生が言うには、「HDLコレステロールのHはhappinessのHと覚えて下さい」とのこと。
happinessはもちろんポジティブな意味の言葉なので善玉となるってことだな。
第2部 労働衛生が終了
ここまでで、第2部 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)が完了。今回は前回からそれほど日を空けずに勉強できた。ようやくリズムが出来てきてとても嬉しい。
次回は、第3部労働生理へ続く。
衛生管理者試験受験日記④に戻る
今回は、第1部の関係法令(有害業務に係るもの以外のもの)の『Ⅱ 労働基準法』。時間にして約45分。以下の目次に沿って読み進めていく。前回同様細かなことを書くと膨大な量となるので、「なるほど!」と思った気付きや、講座ならではの視点の一部をピッ[…]
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